[特注家具 東京]
2024年06月15日
化粧板オーダー収納兼キャットタワー
特注家具
ちょっと見えにくいのですが左写真が全体姿で右写真が中央部分の扉を開けた状態のものです。
収納の上部分は左吊元の扉で耐震ラッチ付き、内部は可動棚が3枚ついています。上段収納とその下の中段上部には棚板をつけていますが固定棚ではなく可動棚なので棚板は上げたり外したりできます。
で、その中段上部はキャットタワーというか部屋ですかね。この辺りは説明すると最終的な周辺の状況も話さなくてはいけないので少しざっくりになりますが、左右窓ができていて右側は少し台をつけています。内部は底板に一部丸穴開口をつけて少し出っ張るステンレスのカバーをつけています。内部は変形の固定された棚板をつけていて補強板が縦に取り付けています。
中段下はオープンでコンセントをつけています。下の板はスライドレールがついているので炊飯器などを置く場合、手前に出して使用することができます。
下段地袋は扉で収納になっています。
以上解説でした。
キャットタワーはけっこう好きです。今回は家具が一部猫用になっているものですね。珍しい。内部の案はほぼお客様のもので、開口寸法や高さなども作図前から確認していただいていた寸法でした。掃除もしやすいし猫も寛げそうなデザインですね。
普通はキャットウォークやキャットタワーは壁に棚板をつける感じが一般的かなと思います。
そういった工事はちょくちょくはあるのですが新築の場合は補強壁にするものの、既にお住まいのお宅の場合、補強されていない壁に板をつけるため少し弱いので補強したいところなのですが「簡単でいいんで!」ということで、補強はせず柱の位置を探し、けっこうゴツい金物をつけて棚板をつけます。なので強度優先している分、写真でみると少し金物大きいんですよ。ただですね、心配性かもしれないのですが外国製壁取付用の既製品キャットタワーもつけたこともあるのですが付属金物弱いと思うんですよね。これ外れるんじゃない?って思うと取り付け終わっても事あるごとに落ちないか心配するに決まっていて精神衛生上良くないのでビスも太いタイプで打ち直したりしてます。
なんでこんなに付属のビス弱いの入れてるの?って思ったのですが、これはうちの猫が大きかったからではないかなと思っています。姉弟猫で姉がタンスから降りて歩くときは(スタッ、タッタッタッ…)なのに弟は(ッドスッ、ドッドッドッ…)という重量感のある猫だったので飛び乗ったときの為にどうしても安全性優先で強度を出したくなります。