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2024年09月01日 [特注家具 東京]
化粧板オーダー壁面収納&スチールの仕上げ
特注家具
主要材 化粧板 スチール
壁面収納ですね。上部分はオープン棚で縦部分はスチールになっています。スチールは鋼鉄のことで仕上げはメラ焼塗装。棚板は木目の化粧板で、中央で継いでいます。ちなみにラメロクラメックスという金物でジョイントしていて接着剤は使っていないので分解もできます。横桟は無いため棚板を一部欠き取りをしてスチールを棚板にはめ込んでいるようにして左右の振れの補強にしています。まあ壁と壁の間に家具を入れているので欠き取り無しの簡単なやり方でも大丈夫だったとは思いますがこちらの方が見た目もいいので。
地袋の上部は引出で下から手をかけて開くようにしています。スライドレールはゆっくり閉まるソフトクロージング。下部は扉で上から手をかけて開く観音開き。内部は棚板無しでコンセントが一か所ついています。
ありがとうございました。
以上解説でした。
今回はスチールの仕上げ方法でも。その前にまずスチールというのは金属の種類ですね。アイアンもスチールも両方鉄なのですがアイアンに炭素を入れた合金の鋼鉄がスチールと呼ばれています。鉄なので錆止め塗料が必要になります。
一般的なのはメラミン樹脂焼付塗装。今回のものですね。紫外線には少し弱いので対候性に欠点があるため外壁では使えませんが、見た目が良く長期的には色褪せが少なく耐摩耗、耐薬品、耐久性が高いため内装では一般的なので費用対効果も高いです。
塗料は色や艶の調整で細かく変えられるのでそのあたりも自由度は高いです。
色自体は変わりませんが艶加減で反射が違うので感じが変わりますね。
後はメッキ仕上げという腐食が少ない金属で表面をコーティングするもの。表面は金属になります。よく触ったりする場合はこちらの方が良いかなと思います。耐久性がメラ焼より高いので。
あと設計事務所の方等からよく聞かれるのが黒革仕上げです。
あんまりしないです。得意という鉄工所いないんですよね。というのは黒皮仕上げというのはバーナーとか高温で焼いて酸化被膜作るときに出る色のムラみたいなものでだいたい仕上がりはわかるのですが…。大昔に経年用でサンプル作ってみたのがこちらです。
厚みや熱をあてる温度や時間で仕上げが変わるので仕上がりの維持が難しかったり錆が出やすいので、これが好きな場合は黒皮風塗装になるか化粧板がいいと思います。
主要材 化粧板 スチール
壁面収納ですね。上部分はオープン棚で縦部分はスチールになっています。スチールは鋼鉄のことで仕上げはメラ焼塗装。棚板は木目の化粧板で、中央で継いでいます。ちなみにラメロクラメックスという金物でジョイントしていて接着剤は使っていないので分解もできます。横桟は無いため棚板を一部欠き取りをしてスチールを棚板にはめ込んでいるようにして左右の振れの補強にしています。まあ壁と壁の間に家具を入れているので欠き取り無しの簡単なやり方でも大丈夫だったとは思いますがこちらの方が見た目もいいので。
地袋の上部は引出で下から手をかけて開くようにしています。スライドレールはゆっくり閉まるソフトクロージング。下部は扉で上から手をかけて開く観音開き。内部は棚板無しでコンセントが一か所ついています。
ありがとうございました。
以上解説でした。
今回はスチールの仕上げ方法でも。その前にまずスチールというのは金属の種類ですね。アイアンもスチールも両方鉄なのですがアイアンに炭素を入れた合金の鋼鉄がスチールと呼ばれています。鉄なので錆止め塗料が必要になります。
一般的なのはメラミン樹脂焼付塗装。今回のものですね。紫外線には少し弱いので対候性に欠点があるため外壁では使えませんが、見た目が良く長期的には色褪せが少なく耐摩耗、耐薬品、耐久性が高いため内装では一般的なので費用対効果も高いです。
塗料は色や艶の調整で細かく変えられるのでそのあたりも自由度は高いです。
色自体は変わりませんが艶加減で反射が違うので感じが変わりますね。
後はメッキ仕上げという腐食が少ない金属で表面をコーティングするもの。表面は金属になります。よく触ったりする場合はこちらの方が良いかなと思います。耐久性がメラ焼より高いので。
あと設計事務所の方等からよく聞かれるのが黒革仕上げです。
あんまりしないです。得意という鉄工所いないんですよね。というのは黒皮仕上げというのはバーナーとか高温で焼いて酸化被膜作るときに出る色のムラみたいなものでだいたい仕上がりはわかるのですが…。大昔に経年用でサンプル作ってみたのがこちらです。
厚みや熱をあてる温度や時間で仕上げが変わるので仕上がりの維持が難しかったり錆が出やすいので、これが好きな場合は黒皮風塗装になるか化粧板がいいと思います。